【完全版】オンラインイベントの集客方法まとめ

オンラインイベントの集客

リアルイベントと異なり、オンラインイベントなら全国から集客できる!と息巻いたものの、実際にはリアルイベントより参加者が少ない、、、といった経験をした方も。オンラインなりの集客方法を知っておくと、そのような失敗の可能性も減らすことができます。

まずは集客方法をリストで洗い出したうえで、実際にマーケティングしていくうえで注意すべきことをまとめていきます。

オンラインイベントの集客方法全リスト

ホームページで集客

自社のホームページに掲載するのは当然のことです。イベント申し込みページを自作する場合、ホームページ内にランディングページを設けると思います。この場合は、これ以降の集客はすべて原則ランディングページに対してリンクを貼って集客を行うことになっていきます。

ポータルサイトで集客

ユーザー属性に合わせてポータルサイトを選ぶのがおすすめです。

ビジネス系ならPeatix、エンジニア系ならcompass、セミナーならセミナーズ、セミナー情報.com、こくちーずなどです。

Peatixやcompassなどチケット販売のイメージが強いかもしれませんが、イベント情報だけを掲載して、外部でチケット販売をすることができます。

オンラインイベントの場合は配信ツールとの連動やアーカイブ動画販売機能など、オンラインならではの機能が充実したオンラインイベント専用プラットフォームでチケット販売をしたほうが良いです。Peatixやcompassなどのポータルサイトはリアルイベントの集客ツールなので、オンラインイベントに最適化されているわけではないからです。

詳しくは以下で比較しています。

SNSで集客

イベント前の発信はもちろん、イベント中にもハッシュタグ企画などに活用することで認知度を高める施策にも活用できます。また、場合によってはインフルエンサーの起用という方法もあります。

Twitter

  • 拡散力が高い
  • 特に10代から20代のユーザーが多い
  • 140字の制限字数がある

メインターゲット層に若者がいればやっておいた方が良いです。

Facebook

  • 30代~50代のユーザーが多い
  • 実名である

メインターゲット層が30代以上とミドル層以上であればやっておいた方が良いです。

Instagram

  • 写真や動画を使う
  • 10代から40代の女性の利用率が高い

メインターゲット層が女性であれば基本的にはやっておいた方が良いです。特に飲食関係やファッションに関するイベントの場合は外せません。

YouTube

  • 動画
  • どの層も見るようになってきている

youtubeはオンラインイベントの過去動画やPR動画をアップロードしたり、運用次第では集客にも使えます。

TikTok

  • 短い動画
  • youtubeの集客導線におすすめ

どのSNSでもいえることですが、最初の1000人が大変で、youtubeも例外ではなく、関連動画に表示されやすくなるまでが苦労します。TikTokの場合、フォロワーが少ない人でも一定の人数に動画を見せることができるアルゴリズムが実装されているので、まずはここでリーチを稼いで、youtubeに送客する、という手法が良いそうです。

LINE公式アカウント(旧LINE@)

  • メルマガのような使い方が基本になる
  • 到達率が圧倒的に高い

集客経路というよりは、コンバージョンしてからの顧客育成に使うのが良いです。

メルマガで集客

メルマガを利用している場合、集めたメーリングリスト宛に、オンラインイベントを紹介するメールを送りましょう。

また、名刺管理ソフトなどでメールを一斉送信するという方法もあります。

プレスリリースで集客

僕は、社員数10名ほどの小さな会社の広報を担当し、日経新聞本紙(朝刊・全国面)、読売新聞、毎日新聞などの全国紙を中心にwebメディアを含めると50回以上「無料で」掲載してもらいました。

正直プレスリリース配信サービスは新聞に取り上げてもらうという目的においては全く意味ありません。
取材してもらった複数の記者さんに確認しているので事実です。

ほぼ見てません!!

新聞記者に取り上げてもらうコツについては別記事で紹介したいと思いますが、

あくまでもおすすめは「業界専門メディア」への個別配信です。

業界専門メディアへのプレスリリースは掲載確率が高く、非常に効果的です。

google広告で集客

検索で表示されるリスティング広告は、「検索」という最も需要を反映した行動での広告なのでコンバージョン(成果)につながる確率が比較的高いです。google広告を使えば、そのほか、ディスプレイ広告やyoutube動画広告なども複合的に出稿できます。

リマーケティング広告で集客

上記のgoogle広告で出稿できる機能ですが、あえて意図的に分けました。

その理由は、ランディングページなどの自社HPに訪問した興味を持っている確度の高いユーザーを狙い打って広告を表示させることができるからです。

通常のリスティング広告などは使わなくとも、このリマーケティング広告だけでも出稿するという方法は、取りこぼしを防ぐ意味でもおススメの出稿方法です。

SNS広告で集客

facebook、Twitter、instagramなど各種SNS上に広告を出稿できます。

自社アカウントの発信力が弱い場合、広告でブーストさせるという方法もあります。

ポータルサイト広告で集客

Peatixなどであれば、オンラインイベントに参加したいという意欲あるユーザーに向けて広告が出稿できるので、予算に余裕があればおすすめの集客手段です。

オンラインイベントの集客の流れ

上記の方法を使うにしても、何の戦略もなくただやみくもに行っても効果的な集客はできません。

マーケターには有名な言葉ですが、「ハンバーガーショップで大金持ちになるのに必要なのは、最高のシェフでも、最高の肉でもなく、お腹をすかせた群衆だ。」というものです。

要するに、集客するときにもっとも意識しなければならないのは、「そのイベントに参加したい」と思えるようなタイミングの人がどこにいるかを考えることです。

例えば、プレスリリースのコンサルをしていて、プレスリリースのイベントを開きたい、と思っている人がいたとします。

この場合、イベントの内容は、例えばプレスリリースの書き方を教える講座とか、記者に興味を持ってもらうためのネタの作り方とか送り方の講座などが思いつきます。

では、そのような内容のイベントを聞きたい人はどこにいるのでしょうか。

広報専門の部署があるような会社の場合はノウハウをすでに持っているはずなので、ベンチャー企業や、新商品・新サービスを出す予定の小規模の企業の兼務広報マンや個人事業主や一人社長などです。

このような方々はノウハウを持っていないので、検索で知識を深めたり、イベントに参加して知識を深めようとしたり、広告も兼務しているケースが多いので、マーケティング全般に興味を持っている方も多いです。

なので、専門メディアへのプレスリリースは有効ですし、ベンチャー企業向けのイベントやマーケティング・広報関連のイベントに参加して人脈を広げておくという方法も地道ですが有効です。その他、ベンチャー系のインフルエンサーを登壇者に起用するなどの方法をとれば、その属性の広報マンに認知されやすいかもしれません。

イベント前

まずは既存顧客・既存のリストをフル活用し、基礎票を獲得しておきましょう。

そのうえで、上記のリストに基づいて新規顧客を開拓していきましょう。

イベント中

イベント中も、可能ならTwitterハッシュタグ企画などを催しましょう。一例としては、ハッシュタグをつけてTwitterでお題に答えてもらう企画や質疑応答などです。そしてイベントの最後には、必ず次回のイベントの告知をしておきましょう。新規獲得より既存リストのほうがはるかに集客しやすいからです。

イベント後

参加者へのお礼連絡で、改めて次回イベントの告知を行っておきましょう。

それと参加者とは可能な限りSNSで交流しておきましょう

その様子が、参加者の周り(属性が近いはずなので興味を持ちやすい可能性が高い)の方に認知度を高めるきっかけにもなります。

オンラインイベントのタイトル・画像・紹介文のコツ

タイトルには「キーワード+悩みごとor解決の仕方」を入れる

例えば、先ほどの広報の例であれば、

  • もう無視されない!プレスリリース配信講座
  • プレスリリースはいらない!メディア掲載のコツすべて教えます

のようなタイトルは訴求力がありそうです。

このように、参加者の立場に立った時、どんなことで困っているかを考え、その解決策を教えますよ、という意味合いのタイトルにするとクリック率が上がります。

画像には「タイトル+登壇者+日程+オンライン」を入れる

タイトルはもちろんのこと、意外と忘れがちなのが「日程」と「オンライン」表記です。

ポータルサイトなどであれば、画像だけを見て判断されるケースもよくありますので、書いておいた方が良いです。

また、画像には極力「登壇者」などのヒトを入れておきましょう

ヒトがいない画像だと、興味をもたれにくく、画質が悪かったり文字だけの画像などだと、”うさん臭さ”を感じられてしまう場合もあります。

また、実際にどんな人が登壇するのかを知らないと、Zoomの参加URLボタンをクリックするのも不安になってしまうものなので、できるだけ入れておきましょう。

当社では、サムネイルの作成を代行することも可能です。

ご希望の方はご相談ください

紹介文には「ストーリー性とプロフィール」を入れる

イベントの内容を入れるのはもちろんのこと、最も入れておきたいのは、開催するに至った経緯です。

例えば、自分が広報初心者のときに大失敗した経験があったのなら、その時点から駆け出し広報が少しでも成果を出せるように情報を提供したいと考えて、、、、みたいにストーリー性があると、共感し、記憶にのこりやすくなるため、参加率が高まります

この点が出来ていないイベントがほとんどなので、徹底していくと良いでしょう。

また、主催・登壇者のプロフィールは信用度を高めるため必須です。

当社では、サムネイルの作成だけでなく、タイトルや紹介文の作成を代行することも可能です。

ご希望の方はご相談ください

オンラインイベントの集客方法まとめ

重要なのは、リピート率を高め、新規獲得コストを下げること。

それから、参加者に寄り添ったコンセプトを決め、そのコンセプトに忠実な表現をしていくことです。

やることはたくさんあるので、自動化できる部分はconnecteeなどのオンラインイベントシステムに任せましょう。

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