
・プログラミングを始めたいけど何から手をつければいいのかわからない
・一度プログラミングに挑戦したけど挫折した
こういったお悩みを持った方に向けた記事です。
僕も30代になった今でこそプログラミングで副業を始め、学習開始1か月目から30万円稼ぐことができ、順調ですが、実は20代のときにプログラミングに挑戦したときは挫折しています。
なので、プログラミングの挫折経験も継続して稼いだ経験もある僕が、どのような勉強法だと挫折せず、かつ一瞬で稼げるようになったのかをお伝えしていきます。
注意点ですが、フリーランスとして自分で営業して稼げるかどうかで最も重要なのは、マーケティングであって技術力を極めることとは別のスキルなので、その点は記事を読む前にご理解ください。
また本記事は、まずはweb制作で副業やフリーランスとして自分で案件を取って稼いでいきたい人に向けた記事です。いきなりスマホアプリ開発やサーバーサイドなどを勉強したい方に向けた記事ではありません。というかいきなり一人でそっちに手を出そうとすると挫折する可能性が極めて高いです。
プログラミング学習するうえでの目標と期限を決めよう【重要】
まず学習、スポーツ、仕事など、どのようなものであっても必ず目標と期限は決めなければいけません。こんな一見当たり前のことがなかなか難しい。
20代でプログラミング学習を挫折したときと30代で挫折しなかったときの違いは2つ
僕が20代でプログラミング学習を挫折したときは、HTMLとCSSの勉強でいきなり挫折しました。具体的にはProgateで勉強したときに「こんなたくさん覚えられない・・・めんどくさい」と正直思ったからです。
30代で再度勉強したときも当然同じように思いましたが、それでも継続できました。
1.目標と期限の設定
何が違ったのかというと、「目標と期限の設定、強いては覚悟」です。
そして最大の違いは「対価を受け取れたか」どうかです。
20代のときは、本業でオウンドメディアやアプリ事業の統括を行うことになり、プログラミングのこと少しはわかっていた方が良いよな、程度の想いで着手しました。
そりゃあ続かないです。。。
その後、30代で再度プログラミングにチャレンジしたのは、 あまりにも会社の給料が上がらず、このままだと家族に豊かな暮らしをさせてあげられない、と強い危機感を覚えたからです。副業からのスタートではありますが、僕の中期の目標は2年以内に独立することです。当時考えていた目標は、短期的には3カ月以内に、「回収した書類の自動集計ができるwebアプリケーション」を作れるようになることでした。
結果的にはWordPressをマスターすることに全リソースを割いていったので目標は達成しませんでしたが、最初に目標を決めたことは間違いなく継続に寄与したと思っています。
そして何より、web制作で初月から売上を立てられたことが最も継続に寄与したと思います。
2.ちょっと無茶なうちからすぐに案件をとって実務で達成感を得た
僕の場合、HTMLとCSSの学習を開始して1週間強で案件獲得して実際に5万円ほど稼ぎました。このときの達成感があったからこそ、難しくても継続して吸収していけたんだと思います。
副業フリーランスならまずはweb制作がベスト
まずは学習する言語の選定ですが、冒頭でも書いた通り、本記事は副業やフリーランスが最も自分で案件を取りやすいweb制作を前提にお話しします。
なぜ、web制作が案件を取りやすいかというと、言わずもがなですが、ホームページは今や持っていて当たり前、持っていないと「この会社大丈夫!?」となってしまう世の中です。また、ランディングページも常識的になってきており、webで売りたい商品の数だけランディングページの制作需要はあります。
もちろんその分競争も激しいので、そんな簡単に案件が取れるわけではありませんが、求められる技術的なレベルは高くなく、案件数は明らかにダントツで豊富なのが推奨理由です。
web制作に必要な言語と学習ステップ
web制作に必要な言語としては、HTML、CSS、JavaScript、PHPあたりです。別に他の言語でも作れますが、まずはググったときにほぼ情報が網羅されている言語から始めるのが良いと思います。そして何よりWordPressで制作を行うにはPHPが不可欠だからです。案件数から見ても、エンジニアとして高みを目指すことが目的でなければWordPressでの制作ができるようになることをおすすめします。とはいえ、いきなりWordPressはハードルが高いので、HTML、CSSというマークアップ言語、スタイルシート言語が一通り制作ができるようになってからにしましょう。
そもそもHTMLとかPHPとか何?という方はこちらで確認してください。
そのため、僕が実践した、効率よく案件獲得ができる順番は以下です。
HTML/CSS ⇒ JavaScriptの中級レベルまで ⇒ jQuery ⇒ SASS ⇒ PHPの初級レベルまで ⇒ WordPress
といった感じです。Laravelなどのフレームワークやvue.jsなどのフロント、もしくは多言語などでwebアプリケーション開発へと進める前に、これらで少しでも売上を立てられるようにしておいたほうが絶対に継続性が増します。
ちなみに学習するうえでの注意点としては、完璧を追求するよりも、どんどん進めて何度も繰り返した方が上達スピードは圧倒的に早いということです。レベル1 ランディングページの案件を取れるようになろう
目的から逆算して学習を進めていきます。
僕の場合、HTMLとCSSを1週間で勉強し、すぐに案件取りました。
詳しくはこちらの記事で。
実際ランディングページ作れるだけでも 月5~10万円、頑張れば20万円は稼げます。僕が実際に稼げましたので。
HTMLとCSSの勉強をしよう
いきなり本で勉強しようとしたがる人がいますが、初心者はおすすめできません。webサービスで全貌をつかんでからのほうが早く理解しやすいです。
具体的には、
(1) まずProgateの中級編まで一気に進めましょう。(道場編でアウトプットするの大切!!)
- このときレベルアップにハマって目的がProgateを進めることになってしまわないよう注意してください。おすすめは案件を早めに取りに行くことです。目的を見失わないで済みます。
(2) 次にドットインストールの「はじめてのHTML」「はじめてのCSS」で復習します。※先生の講義スピードが速いのでProgateを先にやっておいたおかげでちょうど良いスピード感かもしれません。
- ※一緒に手を動かしながら動画を視聴してください!!
僕はこの段階で実際にコンペ形式で案件とりました。※僕の場合、デザインの基礎はわかっていたためです。
(3) またまた戻ってきてProgateの上級編を終わらせましょう。
ここまで進めたら実際にサイト模写や上記のコンペ形式でサイト作りを行った方が良いです。Progateは実務には直結しませんので。
デザインの勉強をしよう
実際に案件を取るとき、クライアントは素人さんです。素人さんから見たら、判断できる点は実績かデザインしかありません。コードの中身なんてわかりようがないし、知ったこっちゃないからです。
つまり、実績もない、デザインも下手、だと案件取れるわけないです。
せめてデザインの基礎は勉強しておきましょう。

僕にはデザインなんてセンスないし無理だよ・・・
こんな声が聞こえてきます。
身近にも特に男性からよく聞く声です。
僕もそれほどデザインは得意ではありませんが、間違いなく言えることは「デザインは勉強と経験である程度身に付く」ということ。勉強も何もせず上の言葉を吐いている人はweb制作をあきらめましょう。
あとはwebデザインのパターンを増やすためにも以下での勉強もおすすめです。
PhotoShop、Illustratorは少しは使えた方が良い
Adobeなので月額5680円と有料ですが、PhotoShop、Illustrator、XD、Adobeフォントなどweb制作では必須のツールが使い放題になるので、安定して稼げるようになったら経費として必ず契約することをおすすめします。
JavaScriptとjQueryを勉強しよう
まずは基礎だけで良いと思います。
- ドットインストールで「はじめてのJavaScript」を勉強
- ProgateでJavaScriptのIIIまで勉強する
- ドットインストールで「jQuery入門」を勉強
- ProgateでjQueryをすべて勉強する
- 実際の案件で動きを付けてみる(もしくはサイト模写など)
- 本でもっと体系的に勉強する
上記の流れがベストアンサーだと思います。
ちなみにおすすめの本は
こちらです。
SASSとクラス設計の基本を勉強
いくつか案件をこなすうちにクラス設計の重要性に気付きだします。
この本を勉強しておくことで、cssでハマったりすることが激減するはずです。
それから、CSSではなくSASSで書けるようになることを強く推奨します。
SASSというのは、CSSのメタ言語と呼ばれるもので、作業効率が上がり、記述量も減り、何よりファイルを分けて管理できるのでメンテナンス性が劇的に高まります。
まずはProgateでSASSを勉強してから、本で勉強しましょう。
レベル2 WordPressサイト制作
WordPressでサイト制作ができるようになれば、さらに単価が上がります。
PHPとWordPress独特の関数を覚えるためにテーマを2本ほど自作してみる
実際の案件の取り方次第なところはありますが、テーマファイルを少しいじるだけのケースもあれば、がっつりテーマごと作っていくケースもあります。僕のおすすめは大変でもテーマごと作っていく案件です。
なぜなら、その方がより根本的に理解できて、スキルがストックされるからです。
まずはPHPの基礎を勉強
WordPressはPHPでつくられていますので、兎にも角にもPHPの基本を勉強しましょう。
- ドットインストールでPHPの勉強
- ProgateのPHPをIIまでとりあえず勉強
WordPressの勉強を優先するため、PHPはいったんここまでで。
WordPressのテーマを作りながら関数の使い方を覚える
WordPressは独自で作られた関数があるので、PHPを勉強するのとはまた違う意味での難しさがあります。WordPress上で定義された関数ばっかり登場する記述があったときに初見では全く意味がわかりません。なので、ある程度特有の関数の使い方を覚えていく必要があります。
そのため、僕はテーマを2回つくることを推奨しています。
一つ目は、
こちらの本で登場するテーマを作っていくこと。
もう一つは東京フリーランスさんの通称デイトラです。こちらは2回目のテーマづくりにピッタリかと思います。
ここまでやれば、かなりテーマづくりに詳しくなったはず。
ここまでやってさらに難しい案件をこなしていきたい場合は、PHPやJavaScriptのさらに上級レベルを学習していくと良いでしょう。
多分このレベルまで来たら勉強方法は自分で探せるレベルになっていると思います。
案件の取り方にはコツがあります
さて、これまで案件から逆算して、スキルを高速で身につけていく勉強方法を解説してきました。
僕は初月30万円かせぎ、2カ月目も27万円ほど。そこから勉強量を優先したので、次の月は20万円ほどと意図的に減らしましたが、順調に稼げています。
Twitterなんかを見ていると、こんな順調に稼げている人はほとんど見当たりません。
というか半年や1年勉強してもまだ案件取りに行っていない、取れない人もいるようです。始めたての頃の技術力ほぼゼロの僕のほうが稼げています。
これは紛れもない真実なので、ハッキリと言っておきますが、結局案件が取れるかどうかで最も重要なのはマーケティング力です。
つまり、提案のときに、いかにして「この人に頼んだら集客できそうなサイトになりそう」と思わせるかがポイントです。
クライアントがホームページを作ろうと思った背景には、ほとんどの場合集客したいという意図が隠れています。当たり前すぎて言葉に出さないクライアントも多いですが、求めているのは大体集客です。
そういう意味では、SEOはもちろんのこと、サイトの導線設計、ペルソナ設定の仕方など、学ぶべきことはたくさんあります。
大変ですが、一度学んだらその知識はあなたの血肉となりストックされていきます。その積み重ねが大きな財産になっていきます。
諦めずに頑張りましょう。